映画オールタイム・ベスト10(2017年12月16日)
久しぶりのブログ記事です。
こちらのオールタイム・ベスト10参加の記事です。
(一応、はてなブログならリンクをすればトラックバックできると聞いたんで、リンクを貼るだけで参加はできてると思うんですが実際どうなんでしょうか?)
今現在の映画オールタイムベスト10を何も考えずに直感で選んでみました。
ほんとに直感と書く速さ重視(ほんとは論文書かなくちゃ。。。後、2時間後にガルパン最終章を観に行きます。)で書いてるので、後からこれを書けばよかったってなるんでしょうね。それはそれで面白いので良いでしょう。
(書き終わって気づいたけど、イヴの時間入れたかったな)
まあ、前置きはここらへんにしといて本題に入りましょう。
映画オールタイム・ベスト10です。10位から1位まで順番に紹介していきます。
と思ったのですが、投票形式は以下のようになっているみたいなので、一度こちらに1位〜10位まで書いちゃいます。
- ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-(2007年 / エドガー・ライト監督)
- バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年 / ロバート・ゼメキス監督)
- ゼロ・ダーク・サーティ(2012年 / キャスリン・ビグロー監督)
- デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年 / 細田守監督)
- シン・ゴジラ(2016年 / 庵野秀明監督)
- キル・ビル Vol.1 (2003年 / クエンティン・タランティーノ監督)
- 花とアリス(2004年 / 岩井俊二監督)
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年 / 庵野秀明監督)
- 愛のむきだし(2009年 / 園子温監督)
- ベイビー・ドライバー(2017年 / エドガー・ライト監督)
ここから簡単な一言感想とともにランキング。
10位 ベイビー・ドライバー(2017年 / エドガー・ライト監督)
今まで一番面白かった音楽映画はなんだろうと…となったときに「スクール・オブ・ロック」だろうか、「セッション」だろうかそれとも「ブルース・ブラザース」だろうかといろいろと思いついたけど、本当の音楽映画とはこの作品の事を言うんじゃないだろうか?という結論に至ったんですよね。
つまり、音楽と映像が主従関係になるのではなく、お互いの良さを引っ張りあげている関係。音楽が映像やストーリーのテンポを快調にし、映像が音楽の魅力を引き上げているそんな関係。
そういったものが、この「ベイビー・ドライバー」では観ることができる。
カーチェイスシーン、銃撃シーン、決闘シーンどのすべてのシーンにおいてそのシーン単体でも素晴らしいが、それに加えて音楽がピッタリで自分のテンションを最高潮に上げてくれる。観終わった後はスッキリ。そんな映画。
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9位 愛のむきだし(2009年 / 園子温監督)
「奇跡まであと何日」
「愛のむきだし」にはこのフレーズが時々挟まれる。このフレーズ、そして見せ方がホントに好きで好きで。
上映時間4時間弱の重量級映画でありながら、映像、ストーリーも上映時間と同様に重いが、しっかりとエンターテイメント作品と仕上がっているなぜかバランスのとれた傑作。
こんな長時間の映画、普通なら飽きて観るのを止めたくなるはずなのに、なぜか見続けてしまう。これが、監督の技量のなせる技なのか?本当に不思議。
Amazonプライムビデオにもあるので、気になる方はぜひぜひ腰を据えて観てください。
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8位 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年 / 庵野秀明監督)
通称「旧劇」
エヴァンゲリオンに関しては別にリアルタイム勢ではありません。まだその時は3歳とかだったんだろうと思います。おそらく中学と高校の間ぐらいの時にエヴァンゲリオンを観て、エヴァはいろんな傷跡を私に残していったんです。
その一つがこの作品。
観た回数としては、そんなに多くないのに、終盤1時間ほどのシーンの大半がなぜか記憶に残っている。TVアニメ版も当然衝撃的だったのだが、それを越えるぐらい衝撃的だった。
好きとか嫌い、そして面白い(アスカ無双のシーンとか良いよね)とか別にして、与えた衝撃という意味で自分のオールタイムベスト。
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7位 花とアリス(2004年 / 岩井俊二監督)
女性同士の友情(これを微百合と言い換えてもOK)を描いた作品が大好きです。最近読んだ作品では「安達としまむら」とか物凄く良いですよね。
更にいうと、岩井俊二監督の作品が大好きです。「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」とか「スワロウテイル」とか映像の中にその場所の雰囲気、空気感がしっかりと詰まっている感じがたまらないですよね。
その岩井俊二監督が女性同性の関係を描くとなったら、それはつまり最強なのです。
アリスと花の2人の掛け合いが観ていて心地良いのはもちろん、この作品のラストの2つのシーンつまり、落語の裏舞台のシーンと、オーディションで踊るシーンが本当に好きなのです。
万人におすすめできる作品です。
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6位 キル・ビル Vol.1 (2003年 / クエンティン・タランティーノ監督)
明日再びオールタイムベストを決めるとなったら、もしかしたら7位以下の作品は気分によって乗らないかもしれないですが、6位より上の作品はほぼ自分のオールタイムベスト決定版のような作品ばかりです。
この作品は何と言っても、日本のヤクザの先進的な格好と、そいつらをビシバシと殺していく殺陣の場面が本当に素晴らしい。
栗山千明が鉄球を振り回して戦うシーンとか、血しぶきを上げながら腕や首がバンバン飛ぶシーンとかたまらないですよね。
なんど見ても興奮できる良いシーン。
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5位 シン・ゴジラ(2016年 / 庵野秀明監督)
庵野秀明監督はなんて素晴らしいゴジラ作品を世に生み出してしまったのか?
この作品を観るまではメカゴジラのデザインが好きでかっこいいいという事から「ゴジラ×メカゴジラ(2002年)」が一番好きなゴジラ作品だったのが、一気にゴジラベスト作品が塗り替えられた。
ゴジラ第二形態を初めて観た時、「あれ、今回はゴジラとはまた別の怪獣が出現する作品なんだな?」とか思ったりしました。ゴジラ第二形態のデザイン、ゴジラの熱戦発射シーンの時の造形とかたまらないですよね。
ゴジラ作品といいながら、日本の政府が試行錯誤しながら現実的に危機に対してなんとか立ち向かおうとする姿が良いですよね。こういう政府内の構造がしっかり描けている作品としても注目点がたっぷりです。
(余談ですが、政府内の話し合いが中心の作品として、「日本のいちばん長い日」(1967年 / 岡本喜八監督)とかも物凄く好きです)
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4位 デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年 / 細田守監督)
この作品、実は上映時間たったの40分なんですが、40分と思えないほど内容の密度が濃い。観終わったときに、「ほんとにこれが40分???」ってなります。
当然ながらTVアニメ版の続編にあたる作品なので、キャラとかストーリーを知ってなくちゃある程度楽しめないと思うんですが、知ってる人には本当最高のエンターテイメント作品だと思います。
細田守監督が「サマーウォーズ」出みせたOZの世界もここのデジタルワールド(ネットワークの中)の表現に如実にあらわれているので「サマーウォーズ」のOZのような世界が好きだった人にもオススメかもしれません。
17年もの前の作品ということもあって、「島根のパソコン」うんぬんなど時代を感じさせるセリフもありますが、シナリオやネット世界でのバトルなどは今でも十分面白いといえる作品といえます。
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3位 ゼロ・ダーク・サーティ(2012年 / キャスリン・ビグロー監督)
ビンラディン暗殺作戦をそれを導いた一人のCIAの視点から描かれた作品です。
やっぱり、私は国際政治映画とかそれに近いものを描いたドキュメンタリー風の映画が好きなんですよね。
で、これの感想は難しい。
好きは好きだけど何がどのように好きなのかを的確に言い表せない。
こちらもAmazon Primeビデオに入ってるので是非。
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2位 バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年 / ロバート・ゼメキス監督)
全シリーズ好きだが一つ選ぶとするならやっぱり第一作目。
何十回は観たんだろうな。
最高のエンターテイメント作品。
物語の王道的な要素すべてが詰まってる。
観てない人はまず観ることから始めよう。話はそこからだ。
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1位 ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-(2007年 / エドガー・ライト監督)
あ、エドガー・ライト監督大好きです。
10位の「ベイビードライバー」もエドガー・ライト監督作品ですね。
世の中いろんなコメディ作品あれど、何回見直しても新鮮な気持ちで観れる、ギャグが冴え渡ってる作品はこれくらいだろう。
良いところというか、1位選出理由は「面白い。何回観ても飽きない」ただそれだけです。
偶然ながらこの作品の感性と自分の感性がピッタリあってしまった、という感じなのでしょうね。
Amazonプライムビデオにあるので観てない方は一度でも鑑賞していただくと、私が喜びます。
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色々と上げていったけど、もしこの記事を読んだ方で偶然にも趣味が一致していて、「もしかしたらこの作品も、これを書いた人は気に入ってくれるかもしれない」とか思っちゃったら遠慮なさらず教えていただくとめっちゃ喜びます。
ぜひぜひ、オススメの映画(小説でもドラマでも)教えてください。