「映画」を題材にしたマンガ私的5選!
ここ最近「映画」を題材にしたマンガが増えてる気がするので、個人的にお気に入りの「映画」を題材にしたマンガを5冊ほど紹介するという趣旨の記事。「映画」好き、「マンガ」好きは必読!
・あどりぶシネ倶楽部
- 作者: 細野不二彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/12/15
- メディア: Kindle版
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非常に魅力的な登場人物達の中でも、特に男でありながら、見た目は女性の道明が個人的なイチオシ。
第一話のこのシーンとか良いよね
・私と彼女のお泊まり映画
- 作者: 安田剛助
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: コミック
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何と言っても、「あやく、結婚しろよ」としか言えなくなるような、見てて心地の良い2人の関係性が最高。特にお気に入りの回は第13回の2人で電話しながら映画を見て過ごす年末回が個人的ベスト。
毎話、映画作品を一つ取り上げて紹介はしてるけど、最後のページの映画レビューが本作品の映画部分の8割を構成している。その2人のレビューも2人性格がしっかりと現れて書かれてるから、2人の性格が自分の中に刷り込みされて最近は映画を見るたびに「この作品は、小春ちゃんが好きそうな作品だろうな」とか思っちゃう。
現在も、ここから無料で全話読めるので気軽に読んでみては?気に入ったら単行本も。
小春ちゃんのこういう表情が好き
・木根さんの1人でキネマ
- 作者: アサイ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: Kindle版
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毎話毎話、木根さんが映画に対して、もしくは映画を見る人に対して何か叫んでるイメージ。そんな熱い木根さんに読者は置いてけぼりになってしまいがちだが、そこで一般人の佐藤さんがちゃんとツッコミを入れてくれる事で良いバランスのマンガとなる。
特に、どんな言及をしてもガチ勢からツッコミがきそうな「新世紀エヴァンゲリオン」に対してもしっかりとツッコミながら面白い話を描いている3巻に収録されている「エヴァ回」が個人的ベスト。
映画好きなら共感できる事が多いと思うので、映画好きには特にオススメの作品。
傑作エヴァ回の第17話、2人でエヴァTVアニメを1話ずつ見ていく時の一場面
・ケンガイ
- 作者: 大瑛ユキオ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/02/17
- メディア: Kindle版
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この作品が出て来る白川さんは今までの映画好きのキャラと比較にならないほどにクセが強く、社会性に乏しく映画以外の人生はどうでもいいと考えてしまうほどの本当の映画好き。映画をそこそこ見てると思ってる私でも洋画はまだしも邦画に関しては「誰??何??」っていった古い作品、監督名が大勢出てくる。
本作は、私の中でも特別お気に入りのマンガの一つだが、これをどうオススメすればいいのか難しい。デビッド・リンチ監督の「エレファントマン」が重要な位置を占めるが、メインの主題は映画というよりも、白川さんの人間性とそれに挑戦して白川さんを救おうとする伊賀くんの2人のやり取りなんだろうと思う。この2人の関係性、そして白川さんの愛の飢えた行き着く先のどうしようもなさなどと色々と心に残る印象深い点が多い。上手くこの作品の魅力を伝えきれず申し訳ないが、気になった方はぜひ一読して欲しいです。
白川さん
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: DVD
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・怒りのロードショー
- 作者: マクレーン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2017/01/30
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シュワルツネッガー愛に溢れる主人公シェリフや、プリキュア好きのまさみ、ホラー嫌いのヒデキ、ETやホラー映画好きのごんぞうなどが楽しそうに映画談義してるのが本当に羨ましい。
また、映画好きには欠かせない「歩くゾンビか走るゾンビか?」議論も第二回でしっかりやっているのも個人的好感ポイント。
ヒデキがまだホラー映画嫌いぐらいしか分からないので、そこら辺の掘り下げも期待しながら、続刊を期待したいです。Web連載の方を読んで気に入ったらWeb連載で載ってない店長とナカトミお姉さんの関係にドキドキとなる第9話が載っている単行本を買って読もう!
トトちゃんと映画を一緒に見たい、人生だった。